



NCS問題の解説
NCSはスウェーデンの工業規格に採用されいてる表色系です。特徴をまとめます。
①ヘリングの6主要色を元になっている。ヘリングの6主要色=ヘリングの心理4原色(赤・黄・緑・青)+白黒。
②オストワルト表色系と似ているが、オストワルトが物理的な混色比で色を表すのに対し、NCSは心理的な知覚量に基づいている。心理的な知覚量とは・・・・例えば、見た印象で黄と緑の中間ならば、黄に50%類似、緑に50%類似という意味でG50Yと表記する。
③このように類似度という考え方をする。
色の表記の仕方について
問題G
クロマチックネスとはマンセル表色系のクロマと似ており、色みというニュアンスの言葉。色=「白」+「黒」+「色み」という発想はオストワルトと似ている。オストワルトでは純色量という。
①RとG、YとBは補色のような関係なので同時に知覚されることはない。つまり、R50GやY50Bという色相は存在しない。