


錐体と杆体 解説
問題DとE
感度とは[光]への感度のこと。解像度とは[色]を識別する能力のこと。この感度と解像度の意味を混乱しないように。
つまり、
錐体は[色]を見分ける視細胞なので、[光に対して]低感度。しかし、 [色に対して]高解像度。
杆体は[光]をキャッチする視細胞なので、[光に対して]高感度、しかし、[色に対して]低解像度。
私たちの眼は[光]の感度の高い杆体と、[色]を見分ける解像度の高い錐体の2つで役割分担している。
問題F
S・M・LはSmall・Medium・ Largeの頭文字で短波長・中波長・長波長のこと。それぞれ短波長の青い光、中波長の緑の光、長波長の赤い光に対して感度がよい。
感度がよいという意味は、例えば赤い光が眼の中に入ってきた時、その事によく反応する、という意味。L錐体は赤い光によく反応して、その情報を神経信号を通じて脳に送る。