ファッション配色(2級)

【問題A】

この写真に関する記述として、最も適切なものを、①②③④からひとつ選びましょう。

 

①バックを除くと明度のグラデーションになっている。

②バックを除くとモノトーン配色になっている。

③バックを除くと彩度のグラデーションになっている。

④ペンタード配色である。

 

 

【問題A】の解説

①グラデーションとは、次第に変化する配色のことで、この写真には当てはまらず×。

②白・黒・グレイはモノトーン配色なので◯。

③そもそもグラデーション配色ではなく×。

④ペンタード配色は、いろいろな色相からなる配色なので×。

 

 

 

【問題A】の答え

②モノトーン配色である。

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ファッション配色の問題

この着こなしの記述として、最も適切なものを①②③④からひとつ選びましょう。

 

【問題A】

①グリーンがベースカラーである。

②色相に対照性がある配色である。

③トーン共通の配色である。

④グラデーション配色である。

【解説A】

①ベースカラーは最も面積の大きい色。ボトムであるグリーンが最も面積が大きいのでベースカラーになる。

 

②トップはオレンジ系(dk6)、ボトムはグリーン(b12)と色相差は6で中差色相配色である。対照性とは言えない。

 

③トーン共通とは、色調に統一性があることで、この着こなしは、トップとボトムでコントラストがあるので、共通の配色ではない。

 

 

【答えA】

①が正しい。

 

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環境色彩計画問題を解いてみよう

環境色彩計画

環境色彩計画の際に考慮すべき色の見え方として、適切な文ならば○、 不適切な文ならば×を付けましょう。

 

 

【問題】

色の視認性とは、背景との関係による色の見えやすさです。色相差が大きいほど、視認性は高くなり、色相差に続けて、明度差、彩度差が関わってきます。

 

 

【解説】

色の差は「明度差」が一番大切です。

明度差が大きいほど、視認性は高くなります。

色相差、明度差、彩度差については、視認性の優劣に限らず、例えば、ファッション色彩についても同様、明度差がもっとも大切になるでしょう。

パッと見たメリハリ感や調和感は、明度差によるところが多いことを心に留めておきましょう。

 

 

【答え】

不適切で×。

正しくは

明度差が大きいほど、視認性は高くなり、明度差に続けて、色相差、彩度差が関わってきます。

 

 

 

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下記の文章で、適切な文ならば○、不適切な文ならば×を付けましょう。

 

 

【問題】

色の可読性は、文字や形の読みやすさです。標識や広告物の可読性は、一般に有彩色の図色に明度差の大きい無彩色の地色を組み合わせると良いでしょう。

 

 

【解説】

「図色」と「地色」の言葉に慣れましょう。

図色とは、見つめる物の色。

地色とは、背景色。

例えば「黒地に黄文字」の場合は、

黒が地色で、黄色が図色。

この組み合わせの可読性がよいのは、無彩色の地色と、無彩色と明度差の大きい有彩色の典型例。

 

 

【答え】

適切で○。

 

 

 

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下記の文章で、適切な文ならば○、不適切な文ならば×を付けましょう。

 

 

【問題】

予期しない状態で目を引きやすい色を誘目性が高いといいます。工場施設の注意色などにもよく用いられ、赤と白や、黄と黒の組み合わせが多いでしょう。

 

 

 

 

【解説】

視認性は、予期している状況での色の認識のしやすさの尺度、

誘目性は、予期していない状況での色の認識のしやすさの尺度です。

 

誘目性は、目が誘われてしまうわけですから、予期しない状態です。見ようという意図はありません。

 

 

【答え】

適切で○。

 

 

 

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2000年に出題された色彩検定1級1次の問題です。

適切な文ならば○、不適切な文ならば×を付けましょう。

 

 

【問題】

色の識別性とは、物を区別したり、色に意味を持たせて整理します。社会の混乱を避けるために色を活用するのです。鉄道路線図の色分けもその例です。

 

 

【答え】

 

適切で○。


色彩検定2級「配色」問題




<問題(全文)>
次の【A】〜【 J 】の空欄に当てはまる最も適切な語句を記入しましょう。

多色配色に統一感を与える配色技法の基本は、「色み」でまとめるか「トーン」でまとめることを考えればよい。
前者の方法はドミナント【A】配色、後者の方法はドミナント【B】配色というが、ドミナントとは【C】という意味である。
色みでまとめる配色技法の仲間としては【D】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【E】配色といわれる。
色調でまとめる配色技法の仲間としては【F】配色や【G】配色、【H】配色があるが、【F】配色の基本は同一トーンで選択し、【G】配色は中明度・中彩度の【 I 】色調のみで組み合わせて配色をする。
【H】配色は色相・【 J 】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。







<答えA-C>
前者の方法はドミナント【カラー】配色、後者の方法はドミナント【トーン】配色というが、ドミナントとは【支配的な】という意味である。

<解説A-C>
ドミナントカラーの「カラー」とは色み(色相)のこと。



<答えD-E>
色みでまとめる配色技法の仲間としては【トーンオントーン】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【濃淡】配色といわれる。

<解説D>
トーンオントーンの多色配色をドミナントカラー配色と把握できる。



<答えE-F>
色調でまとめる配色技法の仲間としては【トーンイントーン】配色や【トーナル】配色、【カマイユ】配色があるが、
【トーンイントーン】配色の基本は同一トーンで選択し、【トーナル】配色は中明度・中彩度の【 中間 】色調のみで組み合わせて配色をする。

【カマイユ】配色は色相・【 トーン 】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。

<解説F>
トーンイントーンの多色配色をドミナントトーン配色と把握できる。



<答え(全文)>
多色配色に統一感を与える配色技法の基本は、「色み」でまとめるか「トーン」でまとめることを考えればよい。
前者の方法はドミナント【カラー】配色、後者の方法はドミナント【トーン】配色というが、ドミナントとは【支配的な】という意味である。
色みでまとめる配色技法の仲間としては【トーンオントーン】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【濃淡】配色といわれる。
色調でまとめる配色技法の仲間としては【トーンイントーン】配色や【トーナル】配色、【カマイユ】配色があるが、【トーンイントーン】配色の基本は同一トーンで選択し、【トーナル】配色は中明度・中彩度の【 中間】色調のみで組み合わせて配色をする。
【カマイユ】配色は色相・【トーン】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。

色彩世界の大変革を成し遂げたウィリアム・パーキンとモーブ

ウィリアム・パーキン 合成染料 モーブ
モーブの発見者ウィリアム・パーキン

 

 

 

 

 

ウィリアム・パーキン(1838-1907)は、世界で初めて合成染料を発見した人物です。

まだ18歳(1856年)のとき、色彩史に残る大事件を成し遂げました。

 

ロンドンの王立化学大学の助手として、大学の休暇中、マラリアの特効薬キニーエの合成法を実験していました。

その最中に、誤って紫色の副産物を作ってしまいます。

 

パーキンは絵画や写真に興味があったため、この紫色の結果に強く引かれ、師匠ホフマンに内緒で実験を進めました。

 

 

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色彩検定3級「色名」

【問題A】

色料の三原色の1つでイタリアの地名に由来する赤紫。

【語群A】

1.バーミリオン

2.スカーレット

3.シアン

4.マゼンタ

【答えA】

4.マゼンタ

【解説A】

イタリアのミラノ近くの地名。当時、鮮明なフクシンという赤色染料が発見され、その染料についた色名。

【問題B】

人参の色に由来する色名。赤毛のことをさすこともある。

【語群B】

1.キャロット

2.アイボリー

3.キャメル

4.ブロンド

【答えB】

1.キャロット

【解説B】

キャロットオレンジともいう。

【問題C】

花の色からきた色名で、かつて大判小判のお金のことを言っていたことがある。

【語群C】

1.黄金色

2.支子色

3.山吹色

4.刈安色

【答えC】

3.山吹色

【解説C】

山吹色の小判という表現がある。

色相は7番(赤みの黄)。

支子色は「くちなし色」と呼ぶ。優しい黄色。

刈安色は「かりやす色」と呼ぶ。やや緑がかった黄色。

【問題D】

かつて英国の軍服の色であったが、もともとは塵やほこりという意味の色名である。

【語群D】

1.ゴールド

2.カーキ

3.柿色

4.オリーブ

【答えD】

2.カーキ

土ほこりの色に近いため、迷彩色となり、日本の軍服の色にも用いられた。

【問題E】

日本語では駱駝色(らくだいろ)のことだが、その駱駝の毛に由来する色名である。

【語群E】

1.キャメル

2.ベージュ

3.アルパカ

4.セピア

【答えD】

1.キャメル

【解説D】

2.ベージュは羊毛の色。

4.セピアはイカスミの色で焦茶色。

 

 

 

以上、2001年に実際に出題された問題です。

ここ10数年、色彩検定試験の傾向は変化していません。

基本を押さえておけば、必ず、合格できるでしょう。

色彩検定2級「マンセル表色系」

2013年冬期検定試験に出題された色彩検定2級の問題です。

【A】〜【E】に適切な言葉を入れましょう。

【A】〜【D】はカタカナで

【E】は数字とアルファベットが入ります。

語群はありません。

 

 

マンセル表色系もPCCSも顕色系の表色系であるが、色票を揃えているので【A】システムである。

色相は両表色系とも【B】と呼ばれているが、明度と彩度は違う名称で呼ばれている。

PCCSの色立体は上から見ると外周が正円になっているが、これは純色の【C】がすべて9sで等しいからである。

これに対して、マンセル表色系では、彩度段階の最高段階が【B】によって違っているために、色立体は非対称で複雑な形になっている。

また、PCCSでは原則として「 v4」のように【D】の略記号と色相番号を連記することによって色を表示する。この「v4」をマンセル表色系で表示すると「【E】 5.5/14.0 】となる。これはマンセル表色系では「0」を使った色相の表示は行われないので、「0YR 5.5/14.0」としないことに注意する必要がある。

 

 

以下、問題を1つずつ分けて解説します。

 

 

【問題A】━━

マンセル表色系もPCCSも顕色系の表色系であるが、

色票を揃えているので【A】システムである。

 

【答えA】

カラーオーダー

 

【解説A】

色票を揃えたシステムをカラーオーダーシステムという。

 

 

 

【問題B】━━

色相は両表色系とも【B】と呼ばれているが、明度と彩度は違う名称で呼ばれている。

 

【答えB】

ヒュー

 

【解説B】

ヒューとはHue

明度は、PCCSではライトネス、マンセルではバリューと呼ぶ。

彩度は、PCCSではサチュレーション(飽和度)、マンセルではクロマ(着色度)である。

 

 

 

【問題C】━━

PCCSの色立体は上から見ると外周が正円になっているが、これは純色の【C】がすべて9sで等しいからである。

 

【答えC】

サチュレーション

 

【解説C】

彩度のことで、カタカナ記入なので、サチュレーション(飽和度)となる。

 

 

 

【問題D】━━

PCCSでは原則として「 v4」のように【D】の略記号と色相番号を連記することによって色を表示する。

 

【答えD】

トーン

 

 

 

【問題E】━━

マンセル色表示で表示すると「【E】5.5/14.0」となるが、マンセル表色系では(略)「0YR 5.5/14.0」となる。

 

【答えE】

10R

 

【解説E】

0YRに該当するのは、10Rである。

YR(黄赤)の最初はR(赤)の最後に当たる。

0YR=10R

しかし、0YRという表記法はないので、10Rとなる。

 

 

 

以下、解答を記入した全文。

**

マンセル表色系もPCCSも顕色系の表色系であるが、色票を揃えているので【A:カラーオーダー】システムである。

色相は両表色系とも【B:ヒュー】と呼ばれているが、明度と彩度は違う名称で呼ばれている。

PCCSの色立体は上から見ると外周が正円になっているが、これは純色の【C:サチュレーション】がすべて9sで等しいからである。

これに対して、マンセル表色系では、彩度段階の最高段階が【B :ヒュー】によって違っているために、色立体は非対称で複雑な形になっている。

また、PCCSでは原則として「 v4」のように【D:トーン】の略記号と色相番号を連記することによって色を表示する。

この「v4」をマンセル表色系で表示すると「【E:10YR】 5.5/14.0」となる。

これは、マンセル表色系では「0」を使った色相の表示は行われないので、「0YR 5.5/14.0」としないことに注意する必要がある。

色彩検定3級「PCCSの基本」

【問題A】━━━━
PCCSは【A】カラーコーディネートの略称である。

【語群A】
1.パーソナル
2.プラクティカル
3.パーフェクト
4.パリ


【答えA】
2.プラクティカル

【解説A】
プラクティカルはPractical(実践的な)の意味。
トーンの概念があるので、「色を見る→すぐ記号化できる」ことが実践的。
一方、色の三属性表示では、色相・明度・彩度の3つを言い当てることは至難。


【問題B】━━━━
PCCSは日本色彩研究所が開発し【B】を考えるのに適し、日本色研【B】体系という。

【語群B】
1.彩色
2.配色
3.混色
4.調色


【答えB】
2.配色

【解説B】
PCCSはカラーシステムではなく、カラーコーディネートシステムである。
産業界ではマンセル表色系が用いられるが、日本の美術教育界では、より実践的ですぐに役立つPCCSを作成した。
学校の美術で色彩を学んだ人は、このPCCSを学んだはずである。




【問題C】━━━━
PCCSにおける三属性表示で、2:R-4.5-9sは赤の【C】に当たる。

【語群C】
1.純色
2.明清色
3.暗清色
4.中間色


【答えC】
1.純色


【解説C】
9sは最高彩度なのでビビッドトーン。ほぼ純色である。




【問題D】━━━━
2:R-4.5-9sをトーン記号と色相番号で表示すると【D】となる。

【語群D】
1. b6
2. v2
3. dp2
4. p2  


【答えD】
2.v2


【解説D】
ビビッドトーンの2番
2:Rで色相暗号2番のRed
9sでビビッドトーンだとわかる。



***


【まとめ:A〜D】

PCCSは【A:プラクティカル】カラーコーディネートの略称である。
PCCSは日本色彩研究所が開発し【B:配色】を考えるのに適し、日本色研【B:配色】体系という。
PCCSにおける三属性表示で、2:R-4.5-9sは赤の【C:純色】に当たる。
2:R-4.5-9sをトーン記号と色相番号で表示すると【D: v2 】となる。




色彩検定3級「ファッション・コーディネート」

写真のコーディネートに関する記述のうち、最も適切なものを1つ選びましょう。

 

 

 

【問題】

1.

レッドがセパレーションになっている。

 

2.

ライトベージュがアクセントカラーになっている。

 

3.

ブラックがアソートカラーになっている。

 

4.

ベージュがベースカラーになっている。

 

 

【解説】

1.

レッドは細いストライプの1つであり、色同士をセパレート(分断)しているわけではない。

 

2.

ライトベージュは、地色のある程度を占めており、アクセントにはなっていない。

 

3.

アソートカラーとは配合色のことで、面積の割合はベースカラーに次いで高い。この着こなしのような柄のワンポイントの色はアソートカラーとは言わない。

 

4.

モデルの着こなしはベージュ色が圧倒的である。

 

 

 

【答え】

 

4.

色彩検定2級「JIS系統色名」の決まり事

JISの色名に関する記述として、最も適切なものを、1つ選びましょう。

 

 

【問題A】

系統色名に使われる「基本色名」には

 

1.

有彩色が5種類、無彩色が9種類ある。

 

2.

有彩色が5種類、無彩色が9種類ある。

 

3.

有彩色が10種類、無彩色が3種類ある。

 

4.

有彩色が10種類、無彩色が5種類ある。

 

 

【解説A】

 

よく出題される問題です。

JISの色名は、日本工業規格、つまり、産業界での色名なので、

3級で学ぶ色彩学習のためのP.C.C.S.ではなく、

2級で学ぶマンセル表色系に基づいています。

 

(有彩色について)

PCCS色相は24色相環ですが、

マンセル色相環は10進法であり、 それにならってJISの基本色名は以下の10種類になります。

赤・黄・緑・青・紫の5種類と、各々の中間にある

黄赤・緑黄・青緑・紫青・赤紫の5種類を合わせた10種類です。

 

 

(無彩色について)

白・灰色・黒の3種類

 

【答えA】

3.

JIS色名は、有彩色が10種類、無彩色が3種類である。

 

 

 

 

 

 

 

【問題B】

系統色名に使われる「色相に関する修飾語」には

 

1.

有彩色も無彩色も5種類ずつである。

 

2.

有彩色は10種類、無彩色は5種類ある。

 

3.

有彩色が5種類、無彩色は10種類ある。

 

4.

有彩色が5種類、無彩色は14種類ある。

 

 

【解説B】

(有彩色について)

 

色相に関する修飾語は

赤みの

黄みの

緑みの

青みの

紫みの

の5種類である。

 

 

(無彩色について)

有彩色につく5種類の修飾語に加えて、

 

それぞれの中間の

黄赤みの

黄緑みの

青緑みの

青紫みの

赤紫みの

 

しかも、

赤みの・黄みのはさらに細分される。

10種類よりもさらに多い14種類になる。

 

 

 

 

本来、無彩色の基本色名に、色相に関する修飾語がつくのは矛盾するようだが、実際には、

オフホワイトと呼ばれるわずかに、色みを持っ準無彩色が、細かく区分される。

 

 

【答えB】

4.

系統色名に使われる「色相に関する修飾語」には、有彩色が5種類、無彩色は14種類ある。

 

 

 

 

 

【問題C】

無彩色の系統色名の表示において適切なものを1つ選びましょう。

 

 

1.

「暗い黒」は適切な表現である。

 

2.

「うすい灰色」は適切な表現である。

 

3.

「黒」は不適切な表現である。

 

4.

「黄赤みの灰色」は不適切な表現である。

 

 

【解説C】

1.

黒には明度に関する修飾語を付けることができないので、「黒い黒」は不適切。

 

2.

灰色には、「うすい・明るい・中位の・暗い」という明度に関する修飾語をつけることができる。

「うすい灰色」は適切な表現である。

 

 

3.

黒には明度や色相に関する修飾語をつけず、単に「黒」だけで系統色名になる。

そのため、「黒」は不適切な表現ではない。

 

4.

無彩色についての、「色相に関する修飾語」として、

赤みの、黄みの、だけでなく、

「黄赤みの」も使うことができる。

つまり、

「黄赤みの灰色」は不適切な表現ではない。

 

 

【答えC】

2.

 

「うすい灰色」は適切な表現である。

色彩検定2級「配色」

「トーン・イン・トーン配色」について適切なものを1つ選びましょう。

 

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色彩検定直前まとめ

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色彩検定2級「マンセル表色系」についてまとめました。

 

マンセル表色系━━━

 

マンセル表色系は顕色系(けんしょくけい)のカラーシステム。

顕色系は、色相・明度・彩度が見た目に等間隔になるよう配置したカラーシステム。

 

 

マンセル表色系の色相━━━

 

マンセル表色系の色相=

Hue(ヒュー)。

マンセル色相の基本色相は赤・黄・緑・青・紫の5色。

マンセル色相の基本色相はR・Y・G・B・Pで表示。

R・Y・G・B・Pの中間はそれぞれYR・GY・BG・PB・RPで表示。

マンセル色相のYとGの中間はYGではなくGY。

PCCS色相の黄緑はYG。

マンセル色相環の正面の色は物理補色。

PCCS色相環の正面の色は心理補色。

補色には物理補色と心理補色がある。

 

 

マンセル表色系の明度━━━

 

マンセル表色系の明度=

Value(バリュー)。

 

マンセル表色系の彩度━━━

 

マンセル表色系の彩度=

Chroma(クロマ)。

 

マンセル表色系の色表示━━━

 

マンセルでは【色相 明度/彩度】で色表示する。

例えば、真っ赤は「5R 4/14」となる。

 

 

 

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色彩検定2級に必要な「色彩調和」についてまとめました。

 

 

ルードの色彩調和━━━

 

アメリカの自然科学者のルードは「美しい配色は、たくさんの色を使うことでできるのではなく、ごく限られた色の使用によって達成できる」と述べた。

ルードの著作は「現代色彩学(モダンクロマチックス)」。

 

ジャッドの色彩調和━━━

 

アメリカの色彩学者ジャッドは色彩調和を4つに原理にまとめた。

等間隔に配置されている色相から、規則的に色を選択すると調和する(「秩序の原理」に基づく)。

トライアード配色は「秩序の原理」に基づく。

ダイアード配色(補色配色)は「秩序の原理」に基づく。

 

木の葉の光が当たった所と影の部分の色の調和は「なじみの原理」になる。

ナチュラル配色は「なじみの原理」に基づく。

 

共通性のある色同士が調和するのは「類似性の原理」に基づく。

同系色相配色、同系トーン配色は「類似性の原理」に基づく。

 

明快なコントラストの色同士が調和するのは「明瞭性の原理」に基づく。

対照色相配色、対照トーン配色、セパレーション配色は「明瞭性の原理」に基づく。

 

 

ナチュラル・ハーモニー配色━━━

ルードの色彩の自然連鎖の原理に沿った色彩調和を「ナチュラル・ハーモニー(ナチュラル配色)」という。

同じトーンならば、赤より橙は明るい。

同じトーンならば、橙より黄は明るい。

同じトーンならば、黄より緑は暗い。

同じトーンならば、緑より青は暗い。

同じトーンならば、青より青紫は暗い。

同じトーンならば、最も明るい色相は黄。

同じトーンならば、最も暗い色相は青紫。

自然界は一般に、黄は明るい色、青や青紫は暗い色である。

黄に近い色を明るく、青紫に近い色を暗くするのがナチュラル配色。

同一トーン配色はすべてナチュラル配色である。

ナチュラル配色はナチュラルハーモニーともいう。

ナチュラル配色は自然の調和である。

葉っぱの色(黄緑)は、日当りのよい部分は黄みがかった黄緑に、影になった部分は青みがかった黄緑に見える。

この色相の法則を「色相の自然連鎖」という。

色相の自然連鎖は英語でNatural Sequene of Hues(ナチュラル・シーケンス・オブ・ヒュー)という。

 

黄(Yellow)は色相記号Y。

黄のPCCS色相番号は8番。

黄色の色相全般は8:Yで表記。

 

青紫(Violet)は色相記号V。

青紫のPCCS色相番号は20番。

青紫の色相全般を20:Vで表記。

 

Violet(バイオレット=すみれ色)=青紫色。

 

8:Yに近い色相が、20:Vに近い色相より明るい配色はナチュラル配色。

8:Yに近い色相が、20:Vに近い色相より暗い配色はコンプレックス配色。

同一トーンの配色は必ずナチュラル配色になる。

「明るい黄」×「暗い黄緑」はナチュラル配色。

「暗い黄」×「明るい黄緑」はナチュラル配色。

 

 

コンプレックス・ハーモニー配色━━━

同じトーンならば、赤は橙より暗い。

「暗い赤」×「明るい橙」はナチュラル配色。

「明るい赤」×「暗い橙」はコンプレックス配色。

 

同じトーンならば、緑は青よりも明るい。

「明るい緑」×「暗い青」はナチュラル配色。

「暗い緑」×「明るい青」はコンプレックス配色。

 

黄に近い色を暗く、青紫色に近い色が明るいのがコンプレックス配色。

コンプレックス配色はコンプレックスハーモニーともいう。

コンプレックス配色は「不調和の調和」ともいう。

コンプレックスとは「複雑な」の意味。

ナチュラル配色やコンプレックス配色は、色相と明度の関係に着眼した配色法。

 

 

ドミナント配色━━━

 

夕焼け空は全体に赤みがかって見える。このように全体がまとまって見えることをドミナント効果という。

ドミナントとは「支配する、優勢な」の意味。

一つの色相に支配された配色を「ドミナントカラー」という。

一つのトーンに支配された配色を「ドミナントトーン」という。

 

PCCS色記号の

 b12(明るい緑)、

dp12(暗い緑)、

lt12(浅い緑)、

sf12(柔らかい緑)

の配色は12番(緑)で揃うドミナントカラー配色。

 

同じ色相番号の配色はドミナントカラー配色。

 

PCCS色記号の

b12(明るい緑)、

b18(明るい青)、

b20(明るい青紫)、

b10(明るい黄緑)

の配色はブライトトーン(明るい)で揃うドミナントトーン。

 

同じトーン記号で揃った配色=ドミナントトーン。

 

 

トーンオントーン配色━━━

 

トーンオントーンはTone on Tone。

トーンオントーンはトーンを重ねるの意味。

トーンオントーンは同系色相の濃淡配色。

トーンオントーンは色相が揃って、色調(トーン)に変化がある。

トーンオントーンの色相は同一・隣接・類似で統一感がある。

トーンオントーンは明暗差や彩度差などトーン差のある配色。

トーンオントーンは類似トーンや対照トーンの配色。

ドミナントカラーはトーンオントーン配色の一種。

 

 

 

トーンイントーン配色━━━

 

トーンイントーンとはTone in Tone。

トーンイントーンは同じ色調でまとめる配色。

トーンイントーンは色相は様々である。

トーンイントーンにトーンに共通性がある。

 

トーンイントーンは特定のトーンのイメージ演出が得意。

ペールトーンで揃えたトーンイントーン配色は優しいイメージ。

ダークトーンで揃えたトーンイントーン配色は重厚なイメージ。

ドミナントトーンはトーンイントーン配色の一種。

 

 

トーナル配色━━━

 

中間色はグレイを含んだ鈍い色調の一連の色。

中間色を主に用いた配色を「トーナル配色」という。

トーナル配色はグレイを含んだ色の組み合わせ。

トーナル配色は落ち着いて穏やかなイメージ。

 

ダルトーンは中間色。

ソフトトーンは中間色。

ライトグレイッシュトーンは中間色。

グレイッシュトーンは中間色。

ダル、ソフト、ライトグレイッシュ、グレイッシュトーンを用いた配色をトーナル配色という。

 

 

カマイユ配色━━━

 

カマイユ配色は色相・トーンがかなり近似した配色。

フランス語で単色画法のことをカマイユという。

微妙な色使いの絵画技法のことをカマイユという。

貝殻細工のカメオの切断面に見られる色調をカマイユという。

同一・隣接色相、同一・類似ト-ンはカマイユ配色。

明度差、彩度差が極めて小さい配色はカマイユ配色。

一見すると単色に見せる色の組み合わせはカマイユ配色。

p24とlt24はカマイユ配色。

 

 

フォカマイユ配色━━━

 

フォとは「偽りの」の意味。

フォカマイユ配色は色相もトーンもほぼ近似した配色。

「カマイユ配色」より、やや色差がある配色が「フォカマイユ配色」。

類似色相・類似トーン配色はフォカマイユ配色。

類似色相・同一トーン配色はフォカマイユ配色。

p24とp22はフォカマイユ配色。

カマイユ配色とフォカマイユ配色の違いは曖昧。

 

 

ビコロール配色━━━

 

ビコロール配色は、コントラストのある明快な2色配色。

ビコロールは「2色」の意味。

赤×白のように「高彩度×無彩色」の対比的な配色はビコロール配色。

「高彩度の橙」×「高彩度の青」は高彩度同士の対照的な色相でビコロール配色。

日章旗はビコロール配色。

 

 

トリコロール配色━━━

 

トリコロール配色はコントラストのある明快な3色配色。

ヨーロッパの国旗に多いメリハリのある3色配色をトリコロール配色という。

 

 

色相の分割による配色━━━

 

ジャッドの明瞭性の原理に基づいて、色相環を規則的に分割する配色方法がある。

色相環を2等分する2色配色=ダイアード配色。

色相環を3等分する3色配色=トライアド配色。

色相環を4等分する4色配色=テトラード配色

色相環を5等分する5色配色=ペンタード配色。

トライアド配色+白+黒=ペンタード配色。

色相環を6等分する6色配色=ヘクサード配色。

テトラード配色+白+黒=ヘクサード配色。

 

三原色の赤紫、黄、青緑の3色配色=トライアド配色。

赤紫、黄、青緑+白+黒の5色配色=ペンタード配色。

 

補色色相配色=ダイアード配色。

分裂補色配色=スプリット・コンプリメンタリー配色。

スプリット・コンプリメンタリー配色は補色配色のアレンジ版。

コンプリメンタリー=補色。

スプリット=分裂。

スプリット・コンプリメンタリーは、補色配色の片方が隣接の2色に分裂の意。

 

PCCSで色相差12の配色はダイアード配色。

PCCS色相番号2番と14番の配色=ダイアード配色。

PCCS色相番号2番と13番と15番=スプリット・コンプリメンタリー配色。

PCCSで色相差8の3色配色=トライアド配色。

PCCSで色相差6の4色配色はテトラード配色。 

PCCSで色相番号2番,10番,18番の配色=トライアド配色。

PCCSで色相番号2番,8番,14番,20番の配色=テトラード配色。

 

 

 

◆━━━━━━━━

色彩検定2級に関連のある色彩心理と色の三属性についての事柄をまとめました。

 

色の寒暖感は「色相」と関係が深い。

興奮感、沈静感は「色相」と関係が深い。

暖色系の高彩度色は興奮色である。

寒色系の中-低彩度色は沈静色である。

 

 

色の軽重感は色の「明度」と関係。

高明度の色は軽いイメージ。

低彩度の色は重いイメージ。

シャープな直線は硬い印象である。

曲線や有機的な形は柔らかい印象。

色の柔硬感は、色の「明度(および色調)」と関係。

色の派手地味感は、色の「彩度」と関係。

 

 

 

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色彩検定2級に関連のある「印刷の技術」についての事柄をまとめました。

 

印刷には4つの方法がある。

平版印刷(へいはんいんさつ)=オフセット印刷。

凸版印刷(とっぱんいんさつ)=活版印刷。

凹版印刷(おうはんいんさつ)=グラビア印刷。

孔版印刷(こうはんいんさつ)=シルクスクリーン。

 

 

 

オフセット印刷━━━

 

現在の印刷のほとんどはオフセット印刷である。

オフセット印刷は平版印刷。

平版印刷は「へいはんいんさつ」と読む。

オフセット印刷にはプロセスカラーが用いられる。

プロセルカラーとはCMYKの4色である。

CMYは色料の三原色。

Cはシアンインキ(青緑)。

Mはマゼンタインキ(赤紫)。

Yはイエローインキ(黄)。

Kはブラックインキ(黒)。

 

 

凸版印刷━━━

 

凸版は「とっぱん」と読む。 

最も古い印刷技術は凸版印刷。

凸版印刷は活版印刷のこと。

 

活版は「かっぱん」と読む。

凸版部分にインキをのせて、紙に押し付ける。

インキの部分が凹むので、風合い、高級感が出る。

かつて新聞の印刷は凸版印刷(活版印刷)

新聞の印刷は現在、オフセット印刷。

 

 

凹版印刷━━━

 

凹版は「おうはん」と読む。

かつてグラビア写真には凹版印刷(グラビア印刷)が用いられた。

凹版部分の溝にインキを詰めた。

溝の深さによって諧調が出た為、写真印刷を得意とした。

高精度な写真印刷に向いていたため、グラビア印刷と呼ばれた。

現在も写真ページをグラビアと呼ぶのはそのためである。

現在の写真印刷は、ほとんどオフセット印刷。

 

 

 

孔版印刷━━━

 

孔版印刷は「こうはんいんさつ」と読む。

孔版印刷はシルクスクリーンと呼ばれる。

孔版印刷ではインクが通る孔(あな)と、通らない孔をつくる。

布やガラスなど紙以外の印刷に使われる。

 

現在の印刷の主流はオフセット印刷。

オフセット印刷=平版印刷。

オフセット印刷は版面全体を水でしめらせて、そこのインキをのせ、インキをゴムローラで転写する方法である。

 

 

 

 

◆━━━━━━━━

色彩検定3級および2級の「光と色彩」に関連のある事柄をまとめました。

 

 

白色光と分光とスペクトル━━━

 

光にはさまざまな【波長】の光を含む。

すべての波長を均一に含んだ色が【白色光】。

単一の波長の光を【単色光(たんしょくこう)】。

白色光を波長ごとに分けることを【分光(ぶんこう)】。

白色光がプリズム(三角柱のガラス)に当たると分光する。

白色光がプリズムに当たると曲がる。これを【屈折(くっせつ)】という。

白色光がプリズムに当たって屈折する割合を【屈折率】という。

波長によって屈折率は異なる。

波長が長いほど屈折率は小さい。

波長が短いほど屈折率が大きい。

波長によって、屈折率が異なるために【分光】が起こる。

白色光がプリズムに当たると、波長によって屈折率が異なるために、分光する。

 

イギリスの科学者【ニュートン】は17世紀、プリズムを通して白色光を分光した実験を行った。

分光された光をスクリーンに投影すると、赤、橙、黄、緑、青、藍、青紫の色の帯が見える。この色の帯を【スペクトル】という。

 

雨上がりには、水滴がプリズムの役割をして、空に赤、橙、黄、緑、青、藍、青紫の色の帯が見える。これが虹である。

スペクトルの藍を【インディゴ】と呼ぶ。

スペクトルの青紫を【バイオレット】と呼ぶ。

 

 

分光分布(ぶんこうぶんぷ)とは━━━

 

光の成分をグラフに表したのが【分光分布】である。

分光分布のグラフの横軸は『波長』である。

分光分布のグラフの縦軸は『光の強さ(エネルギー)』である。

波長域は、長波長・中波長・短波長に3等分できる。

波長の単位はnm(ナノメートル)である。

1nmは1mの10億分の1。

長波長域は600~700nmの波長域。

中波長域は500~600nmの波長域。

短波長域は400~500nmの波長域。

 

長波長の光は「赤・橙」色を呈する。

中波長の光は「黄・緑」色を呈する。

短波長の光は「青・青紫」の色を呈する。

 

 

 

白熱電球の分光分布━━━

 

白熱電球の分光分布は 「右上がり」。

右上がりの分光分布は長波長域の光が多い。

白熱電球は長波長域の光が多く「赤~橙色」。

 

 

 

物体の色━━━

 

物体に光が当たると、光は表面で【反射】か【吸収】か【透過】する。

物体に当たった光が、均等に多く反射すると白く見える。

物体に当たった光が、均等に多く吸収すると黒く見える。

物体(不透明)に当たった光のうち、吸収されなかった光は反射される。

物体(透明)に当たった光のうち、吸収されなかった光は透過される。

 

物体に当たった光のうち、長波長の赤い光を多く反射すると赤く見える。

物体に当たった光の吸収・反射の割合を波長ごとに表したのが【分光反射率曲線】である。分光反射率曲線を見ると、どんな色の物体かがわかる。

 

 

 

分光反射率曲線(ぶんこうはんしゃりつきょくせん)━━━

 

波長ごとの反射率の割合をグラフにしたのが【分光反射率曲線】という。

分光反射率曲線の横軸は『波長』である。

分光反射率曲線の縦軸は『反射率(反射・吸収の割合)』である。

 

分光反射率曲線が全体に上の位置にあると「明度が高い」。

分光反射率曲線の高低差が多いと「彩度が高い」。

分光反射率曲線の最も高い波長によって「色相」が決まる。

分光反射率曲線の右が高いのは赤や橙。

分光反射率曲線の中央が高いのは緑。

分光反射率曲線の左が高いのは青や青紫。

 

 

分光反射率曲線と色相━━━

 

赤い物体は、赤い光を多く反射。

赤い物体は、長波長域の光を多く反射。

赤い物体は、赤以外の光を多く吸収。

赤い物体は、中・短波長域の光を多く吸収。

だから、赤い物体の分光反射率は右上がり。

 

緑の物体は、緑の光を多く反射。

緑の物体は、中波長域の光を多く反射。

緑の物体は、緑以外の光を多く吸収。

緑の物体は、長・短波長域の光を多く吸収。

だから、緑の物体の分光反射率は、中波長域(真ん中)が高い。

 

青い物体は、青い光を多く反射。

青い物体は、短波長域の光を多く反射。

青い物体は、青以外の光を多く吸収。

青い物体は、長・中波長域の光を多く吸収。

だから、青い物体の分光反射率は左上がり。

 

 

分光反射率曲線と明度━━━

 

明るい色は全般に分光反射率が高い位置。

暗い色は全般に分光反射率が低い位置。

分光反射率曲線の高低の位置で、明度がわかる。

 

 

分光反射率曲線と彩度━━━

 

高彩度の色は、分光反射率の高低差が大きい。

低彩度の色は、分光反射率の高低差が小さい。

無彩色は、分光反射率の勾配(高低差)がなくフラット。

分光反射率曲線の勾配(高低差)で彩度がわかる。

 

 

分光反射率曲線と色の三属性━━━

 

分光反射率曲線のピークの波長で「色相」がわかる。

分光反射率曲線の高低(位置)で「明度」がわかる。

分光反射率曲線の高低差(勾配)で「彩度」がわかる。

 

 

 

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色彩検定3級「視覚」について以下にまとめています。

 

眼の仕組み━━━

強膜(きょうまく)はいわゆる白目の部分。

強膜は、カメラのボディーの役割。

脈絡膜(みゃくらくまく)もカメラのボディーの役割。

 

角膜(かくまく)はカメラのレンズの役割。 

水晶体(すいしょうたい)はカメラのレンズの役割。ピント合わせ。

 

角膜は、外光を眼球内部へ屈折させている。

水晶体は、厚みを変えることで、角膜の役目を補助し、焦点調節を行う。

 

虹彩(こうさい)は、カメラの絞りの役割。

虹彩は、眼に入る光の量を調節。

瞳孔(どうこう)は、虹彩の中央にあいた円形の孔。

明るい時は瞳孔は小さく、暗い時は大きくなる。

 

網膜(もうまく)は、カメラのフィルムの役割。

眼球に入った光は、【角膜で屈折】し、【虹彩】が瞳孔の大きさを変えて光の量を調節して、【網膜に像を結ぶ】。

 

視細胞には、錐体細胞(すいたいさいぼう)と杆体細胞(かんたいさいぼう)がある。

 

錐体細胞=錐体(すいたい)。

杆体細胞=杆体(かんたい)。

 

錐体は明るいところで働く。

杆体は暗いところで働く。

 

杆体には1種類しかない。

 

錐体には3種類がある。

S錐体は短波長の光(青)を主に感じる。SはShort(短波長の光)。

M錐体は中波長の光(緑)を主に感じる。MはMiddle(中波長の光)。

L錐体は長波長の光(赤)を主に感じる。LはLong(長波長の光)。

 

 

 

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色彩検定3級の「色表示」について以下にまとめてみました。

 

 

色の整理分類━━━━

 

色は有彩色と無彩色に大別される。

色には【色相】【明度】【彩度】の3つの属性により規定されている。

色相・明度・彩度を【色の三属性】という。

有彩色は色相・明度・彩度の三属性によって規定される。

無彩色は明度のみによって規定される。

 

色は「色み+白+黒」で成り立つ。

「色み」のみで出来た色=純色(じゅんしょく)。

「色み+白」で出来た色=明清色(めいせいしょく)。

「色み+黒」で出来た色=暗清色(あんせいしょく)。

「色み+白+黒」で出来た色=中間色(ちゅうかんしょく)。

中間色=濁色(だくしょく)。

明清色+暗清色=清色(せいしょく)。

 

色立体は、色の三属性を規則的に空間を配置したもの。

表色系は、色を配置するときの基本的なルールを決めたシステム。

表色系には顕色系(けんしょくけい)と混色系(こんしょくけい)の2つがある。

顕色系の代表にPCCSとマンセル表色系がある。

日本の色彩学習で主に用いられている表色系は【PCCS】。

 

PCCSとは【日本色研配色体系】のこと。

PCCSでは明度と彩度を合わせて【トーン】という。

色相のことを【Hue(ヒュー)】という。

色調のことを【Tone(トーン)】という。

PCCSは、色相とトーンの2つで色を規定するので【ヒュー・トーン・システム】という。

PCCSの色相は24色相である。

PCCSの色相環は【心理4原色】である【赤・黄・緑・青】を元に出来ている。

PCCSの色相環は、相対する位置に【心理補色】を置いている。

心理補色とは心理的に正反対の色。

 

PCCSの明度=【Lightness(ライトネス)】。

PCCSの明度段階9.5は白

PCCSの明度段階1.5が黒

明度段階が1.5~4.0が低明度。

明度段階が4.5~6.5が中明度。

明度段階が7.0~9.5が高明度。

 

PCCSの彩度のことを【Saturation(サチュレーション)】という。

PCCSの最高彩度の色は9sである。

彩度段階1s~3sが低彩度。

彩度段階4s~6sが中彩度。

彩度段階7s~9sが高彩度。

PCCSでは【色相記号ー明度ー彩度】の順に表記する。

例えば、真っ赤は【2:R-4.5-9s】と表示される。

 

 

 

━━━━━━━━━━━

色彩検定3級に関連のある混色についての事柄をまとめました。

 

 

混色の応用━━━

 

混色は大きく【加法混色】と【減法混色】がある。

加法混色には【同時加法混色】と【併置加法混色】と【継時加法混色】がある。

【加法混色】は色光による混色。

加法混色は、混色するほど、エネルギーが増す。

加法混色は、混色するほど、明るくなる。

 

【減法混色】は色料による混色。

減法混色は、混色するほど、エネルギーが減る。

減法混色は、混色するほど、暗くなる。

 

加法混色の三原色はRGB(赤緑青)である。

加法混色のRGBを全部足すと白色光になる。

減法混色の三原色はCMYである。

減法混色のCMYを全部足すと暗灰色(あんかいしょく)になる。

色料の三原色のCとはシアンブルー。

シアンブルーは青緑(正確には、緑みの青、PCCS16番)である。

 

色料の三原色のMとはマゼンタ。

マゼンタは赤紫(PCCS24番)である。

色料の三原色のYとはイエローで黄(PCCS8番)である。

 

加法混色には【同時加法混色】と【併置加法混色】と【継時加法混色】がある。

 

 

 

 

 

同時加法混色━━━

 

実際に色光が重なる混色=同時加法混色。

同時加法混色とは、照明ランプが1台より2台の方が明るくなる混色である。

同時加法混色は、照明光が実際に重なっている。

 

 

併置加法混色━━━

 

併置加法混色とは、モザイク画や、カラーテレビやスマホの色の混色である。

併置加法混色は、光が実際には重なっていない。

併置加法混色は、目の中で混色している。

スマホの色、モザイク壁画の色は、目の中に混色する併置加法混色である。

 

 

カラーモニターの色━━━

 

スマホの色はR光とG光とB光の3つが、並んで光っている(併置)。

スマホの色はRGBの光の混色による、併置加法混色である。

スマホのR光とG光とB光は、実際には重なっていない。

実際に重なっていないので、同時加法混色ではない。

スマホの白色は、R光とG光とB光が、別々に目に入ってきて、目の中で混色してる。

スマホの色は、色光の三原色RGBによる併置加法混色である。

液晶テレビ、スマホのカラーモニターの色は、色光の三原色RGBによる併置加法混色である。

 

 

 

モザイク壁画の色━━━

 

モザイク壁画の色はそれぞれの色片が並んでいる(併置)。

モザイク壁画の色それぞれの色片による、併置加法混色である。

 

 

 

カラー印刷の色━━━

 

カラー印刷の色は色料の三原色であるCMYによって出来ている。

カラー印刷の色は、三原色のインキ+黒インキで出来ている。

カラー印刷の色は、シアン、マゼンタ、イエローと黒で出来ている。

カラー印刷の色は、青緑インキ、赤紫インキ、黄インキ、黒インキから出来ている。

 

カラー印刷は減法混色と併置加法混色による。

カラー印刷の原理は、網点(ドット)と呼ばれる小さな色点の配列によって出来ている。

カラーインキが重なったC+M=B(青緑+赤紫=青)は減法混色。

カラーインキが重なったC+Y=G(青緑+黄=緑)は減法混色。

カラーインキが重なったM+Y=R(赤紫+黄=赤)は減法混色。

カラーインキが重なったC+M+Y=BK(暗灰色、黒)は減法混色。

カラーインキがのっていない箇所は白(紙の色)である。

カラー印刷の色は、それぞれのインキが重なっている点では減法混色である。

カラー印刷の色は、インキが乗らない白も含め全部で8色の網点が目の中で混色される。

網点(ドット)が目の中で混色する点で併置加法混色である。

 

カラー印刷の色は、色料の三原色CMYについては減法混色がなされている。

カラー印刷の色は、減法混色と併置加法混色によって成り立っている。

 


 

 

 

 

 

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色彩検定2級「インテリア色彩」

【問題A】
ベースカラーについて
最も適切な記述を1つ選びましょう。

1.
どのような住宅でもオフニュートラルや低彩度色などの個性が強くない色が適している。
2.
床、壁、天井など、視空間の3割以下とすることが目安とされている。
3.
インテリアの配色の中心であり、全体のイメージを左右する背景色となる。
4.
ソファーやカーテンなど、容易に取り替えることのできる部位に使用する。




【答えA】
3.

【解説A】
ベースカラーは基調色という。
・床・壁・天井など、視空間の半分以上を占める。
・また、色を変更しようとする場合、個人ではなく、施工が必要になる箇所という意味も持っている。つまり、ベースカラーは容易に取り替えることはできない。
・そのため、ベースカラーは、一般住宅ではオフニュートラルや低彩度色が一般的である。



【問題B】
アソートカラーについて
最も適切な記述を1つ選びましょう。

1.
ベースカラーとアクセントカラーの間を取りもつ色である。
2.
床はアソートカラーである。
3.
空間全体の8割程度の面積にするのが目安である。
4.
一般的にはっきりとした色が使われる。




【答えB】
1.



【解説B】
アソートカラーは配合色ともいう。
・ベースカラーとアクセントカラーとの間を取りもつ色である。
・床は普通はベースカラーであることが多く、場合によっては、アソートカラーである場合もある。
・ベースカラーの次に面積が大きい。



【問題C】
アクセントカラーについて
最も適切な記述を1つ選びましょう。

1.
カーペットやカーテンなど、面積の広い部分のことである。
2.
比較的はっきりとした色を使うことにより、個性的なイメージを付加することができる。
3.
空間全体の3割程度の面積にするのが目安である。
4.
目を引きやすいため、インテリア空間の中で背景となる色である。




【答えC】
2.

【解説C】
アクセントカラーは強調色ともいう。
・ソファやクッション、インテリア小物など、容易に取り替えられる小さな面積の使用する。
・比較的、はっきりとした色を使うことにより、部屋全体を引き締めたり、活気づけたり、季節感を演出するなどの効果がある。
・面積は1割以下に抑えるのがよいとされている。

色彩検定3級「光の波としての性質」

次の記述に続く文として、最も適切なものを1つ選びましょう。


【問題A】
「光を通さない物体に太陽光が当たり、赤く見えるのは、その物体が可視光の〜」


【語群A】
1.
すべての波長域を反射するからである。
2.
すべての波長域を吸収するからである。
3.
短波長の光を多く反射するからである。
4.
長波長の光を多く反射するからである。


【解説A】
・すべての波長が一様に反射したり、吸収したりする物は、無彩色である。
・特定の波長の光を多く反射する物には、色みが付いている。
・長波長の光は、赤い光の感覚を引き起こす。
・中波長の光は、緑の光の感覚を引き起こす。
・短波長の光は、青の光の感覚を引き起こす。



【答えA】
4.が適切。

「光を通さない物体に太陽光が当たり、赤く見えるのは、その物体が可視光の長波長の光を多く反射するからである。」




【問題B】
「シャボン玉の表面で虹色が見えるのは、主に光の〜」


【語群B】
1.
屈折が起きているからである。
2.
干渉が起きているからである。
3.
回折が起きているからである。
4.
散乱が起きているからである。



【解説B】
・シャボン玉の膜の表面で反射する光と、膜の底面で反射した光が重なり、足し合わせて強くなった波長の光の色が表面に現れる。
・因みに、空に掛かる虹は、光の屈折による。




【答えB】
2.が適切。

「シャボン玉の表面で虹色が見えるのは、主に光の干渉が起きているからである。」

色彩検定3級「流行色の流れ」

次の【A】〜【H】の空欄にあてはまる最も適切なものを、それぞれ語群から1つずつ選びましょう。

【問題A】
ファッションの世界は【A】の提案からシーズンがはじまる。

【語群A】
1.ライフスタイル
2.繊維
3.流行色
4.テキスタイル



【答えA】3.

ファッションの世界は【3.流行色】の提案からシーズンがはじまる。



【問題B】
流行色は、まず【B】から発信される。

【語群B】
1.アパレルメーカー
2.インターカラー
3.日本色彩研究所
4.繊維産業



【答えB】2.

流行色は、まず【2.インターカラー】から発信される。

・インターカラー(Intercolor)とは、国際流行色委員会(International Study Commission for Color)のこと。



【問題C】
流行色は世界に向けて、まず【C】が発表される。

【語群C】
1.カラートレンド
2.デザイントレンド
3.素材トレンド
4.アイテムトレンド



【答えC】1.

流行色は世界に向けて、まず【1.カラートレンド】が発表される。


【問題D・E】
さらに【D】では、ファッションマインドをリードする【E】が開催され、実シーズンへと向かう。

【語群D】
1.ニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノ
2.ニューヨーク、ロンドン、パリ、東京
3.ニューヨーク、ロンドン、ミラノ、上海
4.シンガポール、ロンドン、パリ、ミラノ

【語群E】
1.素材展
2.展示会
3.フェスティバル
4.コレクション



【答えD】1.
【答えE】4.
さらに【1.ニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノ】では、ファッションマインドをリードする【4.コレクション】が開催され、実シーズンへと向かう。



【問題F】
実シーズンが近づくと、一般ファッション雑誌などにファッションコーディネート特集が掲載される。
ファッションコーディネートは、マテリアル、シェイプ、【F】という三つの要素から成り立っており、この三つの要素を色彩の視点でまとめることがファッションにおけるカラーコーディネートといえる。

【語群F】
1.プリント
2.アクセサリー
3.スタイリング
4.ヘアメーク



【答えF】3.
ファッションコーディネートは、マテリアル、シェイプ、【3.スタイリング】という三つの要素から成り立っており、この三つの要素を色彩の視点でまとめることが、ファッションにおけるカラーコーディネートといえる。



【問題G・H】
カラーコーディネートでは【G】、アソートカラー、【H】を考慮することが基本となる。
【G】とは全体の基本となる色のことであり、【G】に組み合わせる色がアソートカラーである。
【H】は演出効果を上げる色である。


【語群G】
1.ベースカラー
2.ビビッドカラー
3.セパレーションカラー
4.コントラスト

【語群H】
1.ベーシックカラー
2.アクセントカラー
3.イメージカラー
4.グラデーション



【答えG】1. 
【答えH】2.
カラーコーディネートでは【1.ベースカラー】、アソートカラー、【2.アクセントカラー】を考慮することが基本となる。
【1.ベースカラー】とは全体の基本となる色のことであり、【1.ベースカラー】に組み合わせる色がアソートカラーである。
【2.アクセントカラー】は演出効果を上げる色である。





***以下、全文***
【 】の中が解答する箇所


ファッションの世界は、【流行色】の提案からシーズンがはじまる。
流行色は、まず【インターカラー】から発信される。
流行色は世界に向けて、まず【カラートレンド】が発表される。 
さらに【ニューヨーク、ロンドン、パリ、ミラノ】では、ファッションマインドをリードする【コレクション】が開催され、実シーズンへと向かう。
実シーズンが近づくと、一般ファッション雑誌などにファッションコーディネート特集が掲載される。
ファッションコーディネートはマテリアル、シェイプ、【スタイリング】という三つの要素から成り立っており、この三つの要素を色彩の視点でまとめることが、におけるカラーコーディネートといえる。
カラーコーディネートでは【ベースカラー】、アソートカラー、【アクセントカラー】を考慮することが基本となる。
【ベースカラー】とは全体の基本となる色のことであり、【ベースカラー】に組み合わせる色がアソートカラーである。
【アクセントカラー】は演出効果を上げる色である。


***以下、解説***

・ファッションの世界で、シーズンに先駆けて、まず提案されるのが、「流行色」である。
・中でも、「インターカラー」から発表される「カラートレンド」の情報がいち早く、実シーズンの約2年前になる。
・その後、ヨーロッパを中心とした展示会でカラートレンド情報を織り込んだ「素材」傾向が提案される。
・つまり、流行は「色」が決まり、それに沿った「素材」が決まる。そして、色彩・素材にスタイリングが加わってアパレル製品となり、コレクションや雑誌によって宣伝される。

色彩検定3級「JIS色名」

JISの色名に関する、次の【A】~【C】の記述に続く文として、最も適切なものを1つ選びましょう。

 

【問題A】

色名のJIS規格では,

 

1.

「こい紫みの赤」は固有色名である。

2.

「コーラルレッド」は慣用色名である。

3.

「ウルトラマリンブルー」を和名で表すことができない。

4.

「紺色」を外来色名で表すことができない。

 

 

【解説A】

1.

こい紫みの赤=「明度および彩度の修飾語」+「基本色名」=系統色名である。

3.

ウルトラマンブルーは群青色と和名で表すこともできる。

4.

紺色は、ネーブーブルー、インディゴブルーなど、外来色名で表すこともできる。そもそも、色のイメージを伝達する慣用色名は色の範囲が広く、いろいろな呼び方ができる。

 

 

【答えA】

2.が適切。

 

 

【問題B】

系統色名とは,

1.

「明るい赤」のような色名のことである。

2.

「赤」のような色名のことである。

3.

慣用色名に修飾語をつけたものである。

4.

固有色名のことである。

 

 

【解説B】

1.

「明るい赤」=「明度および彩度に関する修飾語」+「基本色名」=系統色名

2.

「赤」は基本色名、あるいは色相名

3.

系統色名は、基本色名に修飾語をつめたものである。

4.

固有色名とは、その物に付いた固有の色名。慣用色名とほぼ同意味である。

 

 

【答えB】

1.が適切。

 

 

 

【問題C】

JISの色名のうち、

1.

「暗い紫みの青」のような色名を使うと、すべての物体の色を表すことができる。

2.

「ネービーブルー」のような色名を使うと、すべての物体の色を表すことができる。3.

「ネービーブルー」のような色名は、厳密な色表示に適している。

4.

「ネービーブルー」のような色名は、中心的な代表色が特に決められていない。

 

 

【解説C】

1.

系統色名とは、あらゆる色を系統的に分類するための色名なので、とりあえず、物体色ならば、系統色名で呼ぶことができる。

2.

ネービーブルーのような慣用色名は、色名の範囲に片寄りがあり、必ずしも、すべての色を網羅していない。

3.

ネービーブルーのような慣用色名は厳密な色表示には適していない。

4.

ネービーブルーは慣用色名だが、JISでは、代表色が決められている。

 

【答えC】

 

1.が適切。

ファッション配色(2級)

【問題A】

この写真に関する記述として、最も適切なものを、①②③④からひとつ選びましょう。

 

①バックを除くと明度のグラデーションになっている。

②バックを除くとモノトーン配色になっている。

③バックを除くと彩度のグラデーションになっている。

④ペンタード配色である。

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ファッション配色の問題

この着こなしの記述として、最も適切なものを①②③④からひとつ選びましょう。

 

【問題A】

①グリーンがベースカラーである。

②色相に対照性がある配色である。

③トーン共通の配色である。

④グラデーション配色である。

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環境色彩計画

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色彩検定2級「配色」問題




<問題(全文)>
次の【A】〜【 J 】の空欄に当てはまる最も適切な語句を記入しましょう。

多色配色に統一感を与える配色技法の基本は、「色み」でまとめるか「トーン」でまとめることを考えればよい。
前者の方法はドミナント【A】配色、後者の方法はドミナント【B】配色というが、ドミナントとは【C】という意味である。
色みでまとめる配色技法の仲間としては【D】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【E】配色といわれる。
色調でまとめる配色技法の仲間としては【F】配色や【G】配色、【H】配色があるが、【F】配色の基本は同一トーンで選択し、【G】配色は中明度・中彩度の【 I 】色調のみで組み合わせて配色をする。
【H】配色は色相・【 J 】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。







<答えA-C>
前者の方法はドミナント【カラー】配色、後者の方法はドミナント【トーン】配色というが、ドミナントとは【支配的な】という意味である。

<解説A-C>
ドミナントカラーの「カラー」とは色み(色相)のこと。



<答えD-E>
色みでまとめる配色技法の仲間としては【トーンオントーン】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【濃淡】配色といわれる。

<解説D>
トーンオントーンの多色配色をドミナントカラー配色と把握できる。



<答えE-F>
色調でまとめる配色技法の仲間としては【トーンイントーン】配色や【トーナル】配色、【カマイユ】配色があるが、
【トーンイントーン】配色の基本は同一トーンで選択し、【トーナル】配色は中明度・中彩度の【 中間 】色調のみで組み合わせて配色をする。

【カマイユ】配色は色相・【 トーン 】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。

<解説F>
トーンイントーンの多色配色をドミナントトーン配色と把握できる。



<答え(全文)>
多色配色に統一感を与える配色技法の基本は、「色み」でまとめるか「トーン」でまとめることを考えればよい。
前者の方法はドミナント【カラー】配色、後者の方法はドミナント【トーン】配色というが、ドミナントとは【支配的な】という意味である。
色みでまとめる配色技法の仲間としては【トーンオントーン】配色があるが、この配色はできるだけ明度差をとった方がよく、一般的には同系色相の【濃淡】配色といわれる。
色調でまとめる配色技法の仲間としては【トーンイントーン】配色や【トーナル】配色、【カマイユ】配色があるが、【トーンイントーン】配色の基本は同一トーンで選択し、【トーナル】配色は中明度・中彩度の【 中間】色調のみで組み合わせて配色をする。
【カマイユ】配色は色相・【トーン】が近似しているもので、曖昧な配色効果となる。

色彩世界の大変革を成し遂げたウィリアム・パーキンとモーブ

ウィリアム・パーキン 合成染料 モーブ
モーブの発見者ウィリアム・パーキン

 

 

 

 

 

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色彩検定3級「色名」

【問題A】

色料の三原色の1つでイタリアの地名に由来する赤紫。

【語群A】

1.バーミリオン

2.スカーレット

3.シアン

4.マゼンタ

【答えA】

4.マゼンタ

【解説A】

イタリアのミラノ近くの地名。当時、鮮明なフクシンという赤色染料が発見され、その染料についた色名。

【問題B】

人参の色に由来する色名。赤毛のことをさすこともある。

【語群B】

1.キャロット

2.アイボリー

3.キャメル

4.ブロンド

【答えB】

1.キャロット

【解説B】

キャロットオレンジともいう。

【問題C】

花の色からきた色名で、かつて大判小判のお金のことを言っていたことがある。

【語群C】

1.黄金色

2.支子色

3.山吹色

4.刈安色

【答えC】

3.山吹色

【解説C】

山吹色の小判という表現がある。

色相は7番(赤みの黄)。

支子色は「くちなし色」と呼ぶ。優しい黄色。

刈安色は「かりやす色」と呼ぶ。やや緑がかった黄色。

【問題D】

かつて英国の軍服の色であったが、もともとは塵やほこりという意味の色名である。

【語群D】

1.ゴールド

2.カーキ

3.柿色

4.オリーブ

【答えD】

2.カーキ

土ほこりの色に近いため、迷彩色となり、日本の軍服の色にも用いられた。

【問題E】

日本語では駱駝色(らくだいろ)のことだが、その駱駝の毛に由来する色名である。

【語群E】

1.キャメル

2.ベージュ

3.アルパカ

4.セピア

【答えD】

1.キャメル

【解説D】

2.ベージュは羊毛の色。

4.セピアはイカスミの色で焦茶色。

 

 

 

以上、2001年に実際に出題された問題です。

ここ10数年、色彩検定試験の傾向は変化していません。

基本を押さえておけば、必ず、合格できるでしょう。

色彩検定2級「マンセル表色系」

2013年冬期検定試験に出題された色彩検定2級の問題です。

【A】〜【E】に適切な言葉を入れましょう。

【A】〜【D】はカタカナで

【E】は数字とアルファベットが入ります。

語群はありません。

 

 

マンセル表色系もPCCSも顕色系の表色系であるが、色票を揃えているので【A】システムである。

色相は両表色系とも【B】と呼ばれているが、明度と彩度は違う名称で呼ばれている。

PCCSの色立体は上から見ると外周が正円になっているが、これは純色の【C】がすべて9sで等しいからである。

これに対して、マンセル表色系では、彩度段階の最高段階が【B】によって違っているために、色立体は非対称で複雑な形になっている。

また、PCCSでは原則として「 v4」のように【D】の略記号と色相番号を連記することによって色を表示する。この「v4」をマンセル表色系で表示すると「【E】 5.5/14.0 】となる。これはマンセル表色系では「0」を使った色相の表示は行われないので、「0YR 5.5/14.0」としないことに注意する必要がある。

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色彩検定3級「PCCSの基本」

【問題A】━━━━
PCCSは【A】カラーコーディネートの略称である。

【語群A】
1.パーソナル
2.プラクティカル
3.パーフェクト
4.パリ


【答えA】
2.プラクティカル

【解説A】
プラクティカルはPractical(実践的な)の意味。
トーンの概念があるので、「色を見る→すぐ記号化できる」ことが実践的。
一方、色の三属性表示では、色相・明度・彩度の3つを言い当てることは至難。


【問題B】━━━━
PCCSは日本色彩研究所が開発し【B】を考えるのに適し、日本色研【B】体系という。

【語群B】
1.彩色
2.配色
3.混色
4.調色


【答えB】
2.配色

【解説B】
PCCSはカラーシステムではなく、カラーコーディネートシステムである。
産業界ではマンセル表色系が用いられるが、日本の美術教育界では、より実践的ですぐに役立つPCCSを作成した。
学校の美術で色彩を学んだ人は、このPCCSを学んだはずである。




【問題C】━━━━
PCCSにおける三属性表示で、2:R-4.5-9sは赤の【C】に当たる。

【語群C】
1.純色
2.明清色
3.暗清色
4.中間色


【答えC】
1.純色


【解説C】
9sは最高彩度なのでビビッドトーン。ほぼ純色である。




【問題D】━━━━
2:R-4.5-9sをトーン記号と色相番号で表示すると【D】となる。

【語群D】
1. b6
2. v2
3. dp2
4. p2  


【答えD】
2.v2


【解説D】
ビビッドトーンの2番
2:Rで色相暗号2番のRed
9sでビビッドトーンだとわかる。



***


【まとめ:A〜D】

PCCSは【A:プラクティカル】カラーコーディネートの略称である。
PCCSは日本色彩研究所が開発し【B:配色】を考えるのに適し、日本色研【B:配色】体系という。
PCCSにおける三属性表示で、2:R-4.5-9sは赤の【C:純色】に当たる。
2:R-4.5-9sをトーン記号と色相番号で表示すると【D: v2 】となる。




色彩検定3級「ファッション・コーディネート」

写真のコーディネートに関する記述のうち、最も適切なものを1つ選びましょう。

 

 

 

【問題】

1.

レッドがセパレーションになっている。

 

2.

ライトベージュがアクセントカラーになっている。

 

3.

ブラックがアソートカラーになっている。

 

4.

ベージュがベースカラーになっている。

 

 

【解説】

1.

レッドは細いストライプの1つであり、色同士をセパレート(分断)しているわけではない。

 

2.

ライトベージュは、地色のある程度を占めており、アクセントにはなっていない。

 

3.

アソートカラーとは配合色のことで、面積の割合はベースカラーに次いで高い。この着こなしのような柄のワンポイントの色はアソートカラーとは言わない。

 

4.

モデルの着こなしはベージュ色が圧倒的である。

 

 

 

【答え】

 

4.

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色彩検定2級「JIS系統色名」の決まり事

JISの色名に関する記述として、最も適切なものを、1つ選びましょう。

 

 

【問題A】

系統色名に使われる「基本色名」には

 

1.

有彩色が5種類、無彩色が9種類ある。

 

2.

有彩色が5種類、無彩色が9種類ある。

 

3.

有彩色が10種類、無彩色が3種類ある。

 

4.

有彩色が10種類、無彩色が5種類ある。

 

 

【解説A】

 

よく出題される問題です。

JISの色名は、日本工業規格、つまり、産業界での色名なので、

3級で学ぶ色彩学習のためのP.C.C.S.ではなく、

2級で学ぶマンセル表色系に基づいています。

 

(有彩色について)

PCCS色相は24色相環ですが、

マンセル色相環は10進法であり、 それにならってJISの基本色名は以下の10種類になります。

赤・黄・緑・青・紫の5種類と、各々の中間にある

黄赤・緑黄・青緑・紫青・赤紫の5種類を合わせた10種類です。

 

 

(無彩色について)

白・灰色・黒の3種類

 

【答えA】

3.

JIS色名は、有彩色が10種類、無彩色が3種類である。

 

 

 

 

 

 

 

【問題B】

系統色名に使われる「色相に関する修飾語」には

 

1.

有彩色も無彩色も5種類ずつである。

 

2.

有彩色は10種類、無彩色は5種類ある。

 

3.

有彩色が5種類、無彩色は10種類ある。

 

4.

有彩色が5種類、無彩色は14種類ある。

 

 

【解説B】

(有彩色について)

 

色相に関する修飾語は

赤みの

黄みの

緑みの

青みの

紫みの

の5種類である。

 

 

(無彩色について)

有彩色につく5種類の修飾語に加えて、

 

それぞれの中間の

黄赤みの

黄緑みの

青緑みの

青紫みの

赤紫みの

 

しかも、

赤みの・黄みのはさらに細分される。

10種類よりもさらに多い14種類になる。

 

 

 

 

本来、無彩色の基本色名に、色相に関する修飾語がつくのは矛盾するようだが、実際には、

オフホワイトと呼ばれるわずかに、色みを持っ準無彩色が、細かく区分される。

 

 

【答えB】

4.

系統色名に使われる「色相に関する修飾語」には、有彩色が5種類、無彩色は14種類ある。

 

 

 

 

 

【問題C】

無彩色の系統色名の表示において適切なものを1つ選びましょう。

 

 

1.

「暗い黒」は適切な表現である。

 

2.

「うすい灰色」は適切な表現である。

 

3.

「黒」は不適切な表現である。

 

4.

「黄赤みの灰色」は不適切な表現である。

 

 

【解説C】

1.

黒には明度に関する修飾語を付けることができないので、「黒い黒」は不適切。

 

2.

灰色には、「うすい・明るい・中位の・暗い」という明度に関する修飾語をつけることができる。

「うすい灰色」は適切な表現である。

 

 

3.

黒には明度や色相に関する修飾語をつけず、単に「黒」だけで系統色名になる。

そのため、「黒」は不適切な表現ではない。

 

4.

無彩色についての、「色相に関する修飾語」として、

赤みの、黄みの、だけでなく、

「黄赤みの」も使うことができる。

つまり、

「黄赤みの灰色」は不適切な表現ではない。

 

 

【答えC】

2.

 

「うすい灰色」は適切な表現である。

ファッション配色(2級)

【問題A】

この写真に関する記述として、最も適切なものを、①②③④からひとつ選びましょう。

 

①バックを除くと明度のグラデーションになっている。

②バックを除くとモノトーン配色になっている。

③バックを除くと彩度のグラデーションになっている。

④ペンタード配色である。

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ファッション配色の問題

この着こなしの記述として、最も適切なものを①②③④からひとつ選びましょう。

 

【問題A】

①グリーンがベースカラーである。

②色相に対照性がある配色である。

③トーン共通の配色である。

④グラデーション配色である。

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環境色彩計画問題を解いてみよう

環境色彩計画

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色彩検定直前まとめ

◆━━━━━━━━

色彩検定2級「マンセル表色系」についてまとめました。

 

マンセル表色系━━━

 

マンセル表色系は顕色系(けんしょくけい)のカラーシステム。

顕色系は、色相・明度・彩度が見た目に等間隔になるよう配置したカラーシステム。

 

 

マンセル表色系の色相━━━

 

マンセル表色系の色相=

Hue(ヒュー)。

マンセル色相の基本色相は赤・黄・緑・青・紫の5色。

マンセル色相の基本色相はR・Y・G・B・Pで表示。

R・Y・G・B・Pの中間はそれぞれYR・GY・BG・PB・RPで表示。

マンセル色相のYとGの中間はYGではなくGY。

PCCS色相の黄緑はYG。

マンセル色相環の正面の色は物理補色。

PCCS色相環の正面の色は心理補色。

補色には物理補色と心理補色がある。

 

 

マンセル表色系の明度━━━

 

マンセル表色系の明度=

Value(バリュー)。

 

マンセル表色系の彩度━━━

 

マンセル表色系の彩度=

Chroma(クロマ)。

 

マンセル表色系の色表示━━━

 

マンセルでは【色相 明度/彩度】で色表示する。

例えば、真っ赤は「5R 4/14」となる。

 

 

 

◆━━━━━━━━

色彩検定2級に必要な「色彩調和」についてまとめました。

 

 

ルードの色彩調和━━━

 

アメリカの自然科学者のルードは「美しい配色は、たくさんの色を使うことでできるのではなく、ごく限られた色の使用によって達成できる」と述べた。

ルードの著作は「現代色彩学(モダンクロマチックス)」。

 

ジャッドの色彩調和━━━

 

アメリカの色彩学者ジャッドは色彩調和を4つに原理にまとめた。

等間隔に配置されている色相から、規則的に色を選択すると調和する(「秩序の原理」に基づく)。

トライアード配色は「秩序の原理」に基づく。

ダイアード配色(補色配色)は「秩序の原理」に基づく。

 

木の葉の光が当たった所と影の部分の色の調和は「なじみの原理」になる。

ナチュラル配色は「なじみの原理」に基づく。

 

共通性のある色同士が調和するのは「類似性の原理」に基づく。

同系色相配色、同系トーン配色は「類似性の原理」に基づく。

 

明快なコントラストの色同士が調和するのは「明瞭性の原理」に基づく。

対照色相配色、対照トーン配色、セパレーション配色は「明瞭性の原理」に基づく。

 

 

ナチュラル・ハーモニー配色━━━

ルードの色彩の自然連鎖の原理に沿った色彩調和を「ナチュラル・ハーモニー(ナチュラル配色)」という。

同じトーンならば、赤より橙は明るい。

同じトーンならば、橙より黄は明るい。

同じトーンならば、黄より緑は暗い。

同じトーンならば、緑より青は暗い。

同じトーンならば、青より青紫は暗い。

同じトーンならば、最も明るい色相は黄。

同じトーンならば、最も暗い色相は青紫。

自然界は一般に、黄は明るい色、青や青紫は暗い色である。

黄に近い色を明るく、青紫に近い色を暗くするのがナチュラル配色。

同一トーン配色はすべてナチュラル配色である。

ナチュラル配色はナチュラルハーモニーともいう。

ナチュラル配色は自然の調和である。

葉っぱの色(黄緑)は、日当りのよい部分は黄みがかった黄緑に、影になった部分は青みがかった黄緑に見える。

この色相の法則を「色相の自然連鎖」という。

色相の自然連鎖は英語でNatural Sequene of Hues(ナチュラル・シーケンス・オブ・ヒュー)という。

 

黄(Yellow)は色相記号Y。

黄のPCCS色相番号は8番。

黄色の色相全般は8:Yで表記。

 

青紫(Violet)は色相記号V。

青紫のPCCS色相番号は20番。

青紫の色相全般を20:Vで表記。

 

Violet(バイオレット=すみれ色)=青紫色。

 

8:Yに近い色相が、20:Vに近い色相より明るい配色はナチュラル配色。

8:Yに近い色相が、20:Vに近い色相より暗い配色はコンプレックス配色。

同一トーンの配色は必ずナチュラル配色になる。

「明るい黄」×「暗い黄緑」はナチュラル配色。

「暗い黄」×「明るい黄緑」はナチュラル配色。

 

 

コンプレックス・ハーモニー配色━━━

同じトーンならば、赤は橙より暗い。

「暗い赤」×「明るい橙」はナチュラル配色。

「明るい赤」×「暗い橙」はコンプレックス配色。

 

同じトーンならば、緑は青よりも明るい。

「明るい緑」×「暗い青」はナチュラル配色。

「暗い緑」×「明るい青」はコンプレックス配色。

 

黄に近い色を暗く、青紫色に近い色が明るいのがコンプレックス配色。

コンプレックス配色はコンプレックスハーモニーともいう。

コンプレックス配色は「不調和の調和」ともいう。

コンプレックスとは「複雑な」の意味。

ナチュラル配色やコンプレックス配色は、色相と明度の関係に着眼した配色法。

 

 

ドミナント配色━━━

 

夕焼け空は全体に赤みがかって見える。このように全体がまとまって見えることをドミナント効果という。

ドミナントとは「支配する、優勢な」の意味。

一つの色相に支配された配色を「ドミナントカラー」という。

一つのトーンに支配された配色を「ドミナントトーン」という。

 

PCCS色記号の

 b12(明るい緑)、

dp12(暗い緑)、

lt12(浅い緑)、

sf12(柔らかい緑)

の配色は12番(緑)で揃うドミナントカラー配色。

 

同じ色相番号の配色はドミナントカラー配色。

 

PCCS色記号の

b12(明るい緑)、

b18(明るい青)、

b20(明るい青紫)、

b10(明るい黄緑)

の配色はブライトトーン(明るい)で揃うドミナントトーン。

 

同じトーン記号で揃った配色=ドミナントトーン。

 

 

トーンオントーン配色━━━

 

トーンオントーンはTone on Tone。

トーンオントーンはトーンを重ねるの意味。

トーンオントーンは同系色相の濃淡配色。

トーンオントーンは色相が揃って、色調(トーン)に変化がある。

トーンオントーンの色相は同一・隣接・類似で統一感がある。

トーンオントーンは明暗差や彩度差などトーン差のある配色。

トーンオントーンは類似トーンや対照トーンの配色。

ドミナントカラーはトーンオントーン配色の一種。

 

 

 

トーンイントーン配色━━━

 

トーンイントーンとはTone in Tone。

トーンイントーンは同じ色調でまとめる配色。

トーンイントーンは色相は様々である。

トーンイントーンにトーンに共通性がある。

 

トーンイントーンは特定のトーンのイメージ演出が得意。

ペールトーンで揃えたトーンイントーン配色は優しいイメージ。

ダークトーンで揃えたトーンイントーン配色は重厚なイメージ。

ドミナントトーンはトーンイントーン配色の一種。

 

 

トーナル配色━━━

 

中間色はグレイを含んだ鈍い色調の一連の色。

中間色を主に用いた配色を「トーナル配色」という。

トーナル配色はグレイを含んだ色の組み合わせ。

トーナル配色は落ち着いて穏やかなイメージ。

 

ダルトーンは中間色。

ソフトトーンは中間色。

ライトグレイッシュトーンは中間色。

グレイッシュトーンは中間色。

ダル、ソフト、ライトグレイッシュ、グレイッシュトーンを用いた配色をトーナル配色という。

 

 

カマイユ配色━━━

 

カマイユ配色は色相・トーンがかなり近似した配色。

フランス語で単色画法のことをカマイユという。

微妙な色使いの絵画技法のことをカマイユという。

貝殻細工のカメオの切断面に見られる色調をカマイユという。

同一・隣接色相、同一・類似ト-ンはカマイユ配色。

明度差、彩度差が極めて小さい配色はカマイユ配色。

一見すると単色に見せる色の組み合わせはカマイユ配色。

p24とlt24はカマイユ配色。

 

 

フォカマイユ配色━━━

 

フォとは「偽りの」の意味。

フォカマイユ配色は色相もトーンもほぼ近似した配色。

「カマイユ配色」より、やや色差がある配色が「フォカマイユ配色」。

類似色相・類似トーン配色はフォカマイユ配色。

類似色相・同一トーン配色はフォカマイユ配色。

p24とp22はフォカマイユ配色。

カマイユ配色とフォカマイユ配色の違いは曖昧。

 

 

ビコロール配色━━━

 

ビコロール配色は、コントラストのある明快な2色配色。

ビコロールは「2色」の意味。

赤×白のように「高彩度×無彩色」の対比的な配色はビコロール配色。

「高彩度の橙」×「高彩度の青」は高彩度同士の対照的な色相でビコロール配色。

日章旗はビコロール配色。

 

 

トリコロール配色━━━

 

トリコロール配色はコントラストのある明快な3色配色。

ヨーロッパの国旗に多いメリハリのある3色配色をトリコロール配色という。

 

 

色相の分割による配色━━━

 

ジャッドの明瞭性の原理に基づいて、色相環を規則的に分割する配色方法がある。

色相環を2等分する2色配色=ダイアード配色。

色相環を3等分する3色配色=トライアド配色。

色相環を4等分する4色配色=テトラード配色

色相環を5等分する5色配色=ペンタード配色。

トライアド配色+白+黒=ペンタード配色。

色相環を6等分する6色配色=ヘクサード配色。

テトラード配色+白+黒=ヘクサード配色。

 

三原色の赤紫、黄、青緑の3色配色=トライアド配色。

赤紫、黄、青緑+白+黒の5色配色=ペンタード配色。

 

補色色相配色=ダイアード配色。

分裂補色配色=スプリット・コンプリメンタリー配色。

スプリット・コンプリメンタリー配色は補色配色のアレンジ版。

コンプリメンタリー=補色。

スプリット=分裂。

スプリット・コンプリメンタリーは、補色配色の片方が隣接の2色に分裂の意。

 

PCCSで色相差12の配色はダイアード配色。

PCCS色相番号2番と14番の配色=ダイアード配色。

PCCS色相番号2番と13番と15番=スプリット・コンプリメンタリー配色。

PCCSで色相差8の3色配色=トライアド配色。

PCCSで色相差6の4色配色はテトラード配色。 

PCCSで色相番号2番,10番,18番の配色=トライアド配色。

PCCSで色相番号2番,8番,14番,20番の配色=テトラード配色。

 

 

 

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色彩検定2級に関連のある色彩心理と色の三属性についての事柄をまとめました。

 

色の寒暖感は「色相」と関係が深い。

興奮感、沈静感は「色相」と関係が深い。

暖色系の高彩度色は興奮色である。

寒色系の中-低彩度色は沈静色である。

 

 

色の軽重感は色の「明度」と関係。

高明度の色は軽いイメージ。

低彩度の色は重いイメージ。

シャープな直線は硬い印象である。

曲線や有機的な形は柔らかい印象。

色の柔硬感は、色の「明度(および色調)」と関係。

色の派手地味感は、色の「彩度」と関係。

 

 

 

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色彩検定2級に関連のある「印刷の技術」についての事柄をまとめました。

 

印刷には4つの方法がある。

平版印刷(へいはんいんさつ)=オフセット印刷。

凸版印刷(とっぱんいんさつ)=活版印刷。

凹版印刷(おうはんいんさつ)=グラビア印刷。

孔版印刷(こうはんいんさつ)=シルクスクリーン。

 

 

 

オフセット印刷━━━

 

現在の印刷のほとんどはオフセット印刷である。

オフセット印刷は平版印刷。

平版印刷は「へいはんいんさつ」と読む。

オフセット印刷にはプロセスカラーが用いられる。

プロセルカラーとはCMYKの4色である。

CMYは色料の三原色。

Cはシアンインキ(青緑)。

Mはマゼンタインキ(赤紫)。

Yはイエローインキ(黄)。

Kはブラックインキ(黒)。

 

 

凸版印刷━━━

 

凸版は「とっぱん」と読む。 

最も古い印刷技術は凸版印刷。

凸版印刷は活版印刷のこと。

 

活版は「かっぱん」と読む。

凸版部分にインキをのせて、紙に押し付ける。

インキの部分が凹むので、風合い、高級感が出る。

かつて新聞の印刷は凸版印刷(活版印刷)

新聞の印刷は現在、オフセット印刷。

 

 

凹版印刷━━━

 

凹版は「おうはん」と読む。

かつてグラビア写真には凹版印刷(グラビア印刷)が用いられた。

凹版部分の溝にインキを詰めた。

溝の深さによって諧調が出た為、写真印刷を得意とした。

高精度な写真印刷に向いていたため、グラビア印刷と呼ばれた。

現在も写真ページをグラビアと呼ぶのはそのためである。

現在の写真印刷は、ほとんどオフセット印刷。

 

 

 

孔版印刷━━━

 

孔版印刷は「こうはんいんさつ」と読む。

孔版印刷はシルクスクリーンと呼ばれる。

孔版印刷ではインクが通る孔(あな)と、通らない孔をつくる。

布やガラスなど紙以外の印刷に使われる。

 

現在の印刷の主流はオフセット印刷。

オフセット印刷=平版印刷。

オフセット印刷は版面全体を水でしめらせて、そこのインキをのせ、インキをゴムローラで転写する方法である。

 

 

 

 

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色彩検定3級および2級の「光と色彩」に関連のある事柄をまとめました。

 

 

白色光と分光とスペクトル━━━

 

光にはさまざまな【波長】の光を含む。

すべての波長を均一に含んだ色が【白色光】。

単一の波長の光を【単色光(たんしょくこう)】。

白色光を波長ごとに分けることを【分光(ぶんこう)】。

白色光がプリズム(三角柱のガラス)に当たると分光する。

白色光がプリズムに当たると曲がる。これを【屈折(くっせつ)】という。

白色光がプリズムに当たって屈折する割合を【屈折率】という。

波長によって屈折率は異なる。

波長が長いほど屈折率は小さい。

波長が短いほど屈折率が大きい。

波長によって、屈折率が異なるために【分光】が起こる。

白色光がプリズムに当たると、波長によって屈折率が異なるために、分光する。

 

イギリスの科学者【ニュートン】は17世紀、プリズムを通して白色光を分光した実験を行った。

分光された光をスクリーンに投影すると、赤、橙、黄、緑、青、藍、青紫の色の帯が見える。この色の帯を【スペクトル】という。

 

雨上がりには、水滴がプリズムの役割をして、空に赤、橙、黄、緑、青、藍、青紫の色の帯が見える。これが虹である。

スペクトルの藍を【インディゴ】と呼ぶ。

スペクトルの青紫を【バイオレット】と呼ぶ。

 

 

分光分布(ぶんこうぶんぷ)とは━━━

 

光の成分をグラフに表したのが【分光分布】である。

分光分布のグラフの横軸は『波長』である。

分光分布のグラフの縦軸は『光の強さ(エネルギー)』である。

波長域は、長波長・中波長・短波長に3等分できる。

波長の単位はnm(ナノメートル)である。

1nmは1mの10億分の1。

長波長域は600~700nmの波長域。

中波長域は500~600nmの波長域。

短波長域は400~500nmの波長域。

 

長波長の光は「赤・橙」色を呈する。

中波長の光は「黄・緑」色を呈する。

短波長の光は「青・青紫」の色を呈する。

 

 

 

白熱電球の分光分布━━━

 

白熱電球の分光分布は 「右上がり」。

右上がりの分光分布は長波長域の光が多い。

白熱電球は長波長域の光が多く「赤~橙色」。

 

 

 

物体の色━━━

 

物体に光が当たると、光は表面で【反射】か【吸収】か【透過】する。

物体に当たった光が、均等に多く反射すると白く見える。

物体に当たった光が、均等に多く吸収すると黒く見える。

物体(不透明)に当たった光のうち、吸収されなかった光は反射される。

物体(透明)に当たった光のうち、吸収されなかった光は透過される。

 

物体に当たった光のうち、長波長の赤い光を多く反射すると赤く見える。

物体に当たった光の吸収・反射の割合を波長ごとに表したのが【分光反射率曲線】である。分光反射率曲線を見ると、どんな色の物体かがわかる。

 

 

 

分光反射率曲線(ぶんこうはんしゃりつきょくせん)━━━

 

波長ごとの反射率の割合をグラフにしたのが【分光反射率曲線】という。

分光反射率曲線の横軸は『波長』である。

分光反射率曲線の縦軸は『反射率(反射・吸収の割合)』である。

 

分光反射率曲線が全体に上の位置にあると「明度が高い」。

分光反射率曲線の高低差が多いと「彩度が高い」。

分光反射率曲線の最も高い波長によって「色相」が決まる。

分光反射率曲線の右が高いのは赤や橙。

分光反射率曲線の中央が高いのは緑。

分光反射率曲線の左が高いのは青や青紫。

 

 

分光反射率曲線と色相━━━

 

赤い物体は、赤い光を多く反射。

赤い物体は、長波長域の光を多く反射。

赤い物体は、赤以外の光を多く吸収。

赤い物体は、中・短波長域の光を多く吸収。

だから、赤い物体の分光反射率は右上がり。

 

緑の物体は、緑の光を多く反射。

緑の物体は、中波長域の光を多く反射。

緑の物体は、緑以外の光を多く吸収。

緑の物体は、長・短波長域の光を多く吸収。

だから、緑の物体の分光反射率は、中波長域(真ん中)が高い。

 

青い物体は、青い光を多く反射。

青い物体は、短波長域の光を多く反射。

青い物体は、青以外の光を多く吸収。

青い物体は、長・中波長域の光を多く吸収。

だから、青い物体の分光反射率は左上がり。

 

 

分光反射率曲線と明度━━━

 

明るい色は全般に分光反射率が高い位置。

暗い色は全般に分光反射率が低い位置。

分光反射率曲線の高低の位置で、明度がわかる。

 

 

分光反射率曲線と彩度━━━

 

高彩度の色は、分光反射率の高低差が大きい。

低彩度の色は、分光反射率の高低差が小さい。

無彩色は、分光反射率の勾配(高低差)がなくフラット。

分光反射率曲線の勾配(高低差)で彩度がわかる。

 

 

分光反射率曲線と色の三属性━━━

 

分光反射率曲線のピークの波長で「色相」がわかる。

分光反射率曲線の高低(位置)で「明度」がわかる。

分光反射率曲線の高低差(勾配)で「彩度」がわかる。

 

 

 

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色彩検定3級「視覚」について以下にまとめています。

 

眼の仕組み━━━

強膜(きょうまく)はいわゆる白目の部分。

強膜は、カメラのボディーの役割。

脈絡膜(みゃくらくまく)もカメラのボディーの役割。

 

角膜(かくまく)はカメラのレンズの役割。 

水晶体(すいしょうたい)はカメラのレンズの役割。ピント合わせ。

 

角膜は、外光を眼球内部へ屈折させている。

水晶体は、厚みを変えることで、角膜の役目を補助し、焦点調節を行う。

 

虹彩(こうさい)は、カメラの絞りの役割。

虹彩は、眼に入る光の量を調節。

瞳孔(どうこう)は、虹彩の中央にあいた円形の孔。

明るい時は瞳孔は小さく、暗い時は大きくなる。

 

網膜(もうまく)は、カメラのフィルムの役割。

眼球に入った光は、【角膜で屈折】し、【虹彩】が瞳孔の大きさを変えて光の量を調節して、【網膜に像を結ぶ】。

 

視細胞には、錐体細胞(すいたいさいぼう)と杆体細胞(かんたいさいぼう)がある。

 

錐体細胞=錐体(すいたい)。

杆体細胞=杆体(かんたい)。

 

錐体は明るいところで働く。

杆体は暗いところで働く。

 

杆体には1種類しかない。

 

錐体には3種類がある。

S錐体は短波長の光(青)を主に感じる。SはShort(短波長の光)。

M錐体は中波長の光(緑)を主に感じる。MはMiddle(中波長の光)。

L錐体は長波長の光(赤)を主に感じる。LはLong(長波長の光)。

 

 

 

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色彩検定3級の「色表示」について以下にまとめてみました。

 

 

色の整理分類━━━━

 

色は有彩色と無彩色に大別される。

色には【色相】【明度】【彩度】の3つの属性により規定されている。

色相・明度・彩度を【色の三属性】という。

有彩色は色相・明度・彩度の三属性によって規定される。

無彩色は明度のみによって規定される。

 

色は「色み+白+黒」で成り立つ。

「色み」のみで出来た色=純色(じゅんしょく)。

「色み+白」で出来た色=明清色(めいせいしょく)。

「色み+黒」で出来た色=暗清色(あんせいしょく)。

「色み+白+黒」で出来た色=中間色(ちゅうかんしょく)。

中間色=濁色(だくしょく)。

明清色+暗清色=清色(せいしょく)。

 

色立体は、色の三属性を規則的に空間を配置したもの。

表色系は、色を配置するときの基本的なルールを決めたシステム。

表色系には顕色系(けんしょくけい)と混色系(こんしょくけい)の2つがある。

顕色系の代表にPCCSとマンセル表色系がある。

日本の色彩学習で主に用いられている表色系は【PCCS】。

 

PCCSとは【日本色研配色体系】のこと。

PCCSでは明度と彩度を合わせて【トーン】という。

色相のことを【Hue(ヒュー)】という。

色調のことを【Tone(トーン)】という。

PCCSは、色相とトーンの2つで色を規定するので【ヒュー・トーン・システム】という。

PCCSの色相は24色相である。

PCCSの色相環は【心理4原色】である【赤・黄・緑・青】を元に出来ている。

PCCSの色相環は、相対する位置に【心理補色】を置いている。

心理補色とは心理的に正反対の色。

 

PCCSの明度=【Lightness(ライトネス)】。

PCCSの明度段階9.5は白

PCCSの明度段階1.5が黒

明度段階が1.5~4.0が低明度。

明度段階が4.5~6.5が中明度。

明度段階が7.0~9.5が高明度。

 

PCCSの彩度のことを【Saturation(サチュレーション)】という。

PCCSの最高彩度の色は9sである。

彩度段階1s~3sが低彩度。

彩度段階4s~6sが中彩度。

彩度段階7s~9sが高彩度。

PCCSでは【色相記号ー明度ー彩度】の順に表記する。

例えば、真っ赤は【2:R-4.5-9s】と表示される。

 

 

 

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色彩検定3級に関連のある混色についての事柄をまとめました。

 

 

混色の応用━━━

 

混色は大きく【加法混色】と【減法混色】がある。

加法混色には【同時加法混色】と【併置加法混色】と【継時加法混色】がある。

【加法混色】は色光による混色。

加法混色は、混色するほど、エネルギーが増す。

加法混色は、混色するほど、明るくなる。

 

【減法混色】は色料による混色。

減法混色は、混色するほど、エネルギーが減る。

減法混色は、混色するほど、暗くなる。

 

加法混色の三原色はRGB(赤緑青)である。

加法混色のRGBを全部足すと白色光になる。

減法混色の三原色はCMYである。

減法混色のCMYを全部足すと暗灰色(あんかいしょく)になる。

色料の三原色のCとはシアンブルー。

シアンブルーは青緑(正確には、緑みの青、PCCS16番)である。

 

色料の三原色のMとはマゼンタ。

マゼンタは赤紫(PCCS24番)である。

色料の三原色のYとはイエローで黄(PCCS8番)である。

 

加法混色には【同時加法混色】と【併置加法混色】と【継時加法混色】がある。

 

 

 

 

 

同時加法混色━━━

 

実際に色光が重なる混色=同時加法混色。

同時加法混色とは、照明ランプが1台より2台の方が明るくなる混色である。

同時加法混色は、照明光が実際に重なっている。

 

 

併置加法混色━━━

 

併置加法混色とは、モザイク画や、カラーテレビやスマホの色の混色である。

併置加法混色は、光が実際には重なっていない。

併置加法混色は、目の中で混色している。

スマホの色、モザイク壁画の色は、目の中に混色する併置加法混色である。

 

 

カラーモニターの色━━━

 

スマホの色はR光とG光とB光の3つが、並んで光っている(併置)。

スマホの色はRGBの光の混色による、併置加法混色である。

スマホのR光とG光とB光は、実際には重なっていない。

実際に重なっていないので、同時加法混色ではない。

スマホの白色は、R光とG光とB光が、別々に目に入ってきて、目の中で混色してる。

スマホの色は、色光の三原色RGBによる併置加法混色である。

液晶テレビ、スマホのカラーモニターの色は、色光の三原色RGBによる併置加法混色である。

 

 

 

モザイク壁画の色━━━

 

モザイク壁画の色はそれぞれの色片が並んでいる(併置)。

モザイク壁画の色それぞれの色片による、併置加法混色である。

 

 

 

カラー印刷の色━━━

 

カラー印刷の色は色料の三原色であるCMYによって出来ている。

カラー印刷の色は、三原色のインキ+黒インキで出来ている。

カラー印刷の色は、シアン、マゼンタ、イエローと黒で出来ている。

カラー印刷の色は、青緑インキ、赤紫インキ、黄インキ、黒インキから出来ている。

 

カラー印刷は減法混色と併置加法混色による。

カラー印刷の原理は、網点(ドット)と呼ばれる小さな色点の配列によって出来ている。

カラーインキが重なったC+M=B(青緑+赤紫=青)は減法混色。

カラーインキが重なったC+Y=G(青緑+黄=緑)は減法混色。

カラーインキが重なったM+Y=R(赤紫+黄=赤)は減法混色。

カラーインキが重なったC+M+Y=BK(暗灰色、黒)は減法混色。

カラーインキがのっていない箇所は白(紙の色)である。

カラー印刷の色は、それぞれのインキが重なっている点では減法混色である。

カラー印刷の色は、インキが乗らない白も含め全部で8色の網点が目の中で混色される。

網点(ドット)が目の中で混色する点で併置加法混色である。

 

カラー印刷の色は、色料の三原色CMYについては減法混色がなされている。

カラー印刷の色は、減法混色と併置加法混色によって成り立っている。

 


 

 

 

 

 

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色彩検定3級「光の波としての性質」

次の記述に続く文として、最も適切なものを1つ選びましょう。


【問題A】
「光を通さない物体に太陽光が当たり、赤く見えるのは、その物体が可視光の〜」


【語群A】
1.
すべての波長域を反射するからである。
2.
すべての波長域を吸収するからである。
3.
短波長の光を多く反射するからである。
4.
長波長の光を多く反射するからである。


【解説A】
・すべての波長が一様に反射したり、吸収したりする物は、無彩色である。
・特定の波長の光を多く反射する物には、色みが付いている。
・長波長の光は、赤い光の感覚を引き起こす。
・中波長の光は、緑の光の感覚を引き起こす。
・短波長の光は、青の光の感覚を引き起こす。



【答えA】
4.が適切。

「光を通さない物体に太陽光が当たり、赤く見えるのは、その物体が可視光の長波長の光を多く反射するからである。」




【問題B】
「シャボン玉の表面で虹色が見えるのは、主に光の〜」


【語群B】
1.
屈折が起きているからである。
2.
干渉が起きているからである。
3.
回折が起きているからである。
4.
散乱が起きているからである。



【解説B】
・シャボン玉の膜の表面で反射する光と、膜の底面で反射した光が重なり、足し合わせて強くなった波長の光の色が表面に現れる。
・因みに、空に掛かる虹は、光の屈折による。




【答えB】
2.が適切。

「シャボン玉の表面で虹色が見えるのは、主に光の干渉が起きているからである。」